自律神経と鍼の親和性
自律神経に対して「鍼」が効くってよく聞くけど、実際に効果ってどうなの?
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
鍼治療の効果として言われているのが、
✅血流の改善
✅リラックス効果
✅免疫力UP
✅腰痛、首肩こりの改善
✅神経痛(坐骨神経痛、三叉神経痛)の緩和
などが挙げられると思いますが、いかがでしょうか?
実際に鍼治療の効果として認められている
(エビデンス=科学的根拠)があるものは下記の3つとなります。
①鎮痛
②血流改善
③自律神経の調節
ここで注目すべきなのが「自律神経の調節」に効果があるという点です。
当院では自律神経へのアプローチとして、
鍼を用いて施術を行っていきます。
ここで自律神経について簡単にご説明させていただくと、
自律神経には大きく分けて交感神経と副交感神経の二種類が存在し、この二種類をクルマに例えるとこのようなイメージになります。
アクセル=交感神経 ➡️心身ともにアクティブに
ブレーキ=副交感神経➡️心身ともにリラックス
これらは生命活動の維持に関わる、循環・呼吸・体温調節・消化・吸収など身体のライフライン的な働きを担う重要な存在なので、24時間働き続けているのです。
「自律神経が乱れる」とは、
この交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、
アクセルとブレーキが上手く切り替えられない状態を言います。
現代社会は「ストレス社会」とも言われ、交感神経が優位になり、緊張状態になりがちに。
なかなか疲れが取れない…
頭痛、めまいでつらい…
最近ちょっとしたことでイライラしやすい…
しっかり寝たはずなのに朝から身体がだるい…
眠りが浅い…
などの症状も実は自律神経の乱れが原因かもしれません。
鍼施術の中で、優位となっている交感神経を抑制し、身体の力が抜け心休まる状態=リラックスできる状態へと導き、自律神経の乱れによるお体の不調を改善していきます